心に響くもの


まだ子供が生まれる前に、こーさんと二人でカンボジアにいったとき。
この頃は二人とも会社で働いていて、仕事とカンボジアカレーの移動販売の両立で忙しく、そして子供がなかなか授からないという悩みを抱えていて、日本では喧嘩ばかりしていて、お互い疲弊してました。
休みをあわせてカンボジアにかえってきて、とても心が解放されたのを覚えています。
村にかえってきて、こーさんが自分のうちの田んぼを案内してくれました。
田んぼはいくつも違うところにあり、日本みたいに区画されていなくて、こーさんについて歩いていくのだけど道もないとこもあって一人では迷子になりそうだった。
 

田んぼのなかをずっとずっと歩いて、すれ違う人、子供、風景、牛。





心が動かされました。
笑う女性たち、手伝いをしながらはにかむ子供たち、遊んでいる子供。
この地にたつだけで心が癒されるのを感じました。
喧嘩しても、ずっとこの人といたいと思った。

今も、写真をみると思い出す。
あなたは疲れていませんか?
毎日一生懸命ですよね。みんな一緒。
わたしも。みんなも。
かえりたいな。